今日本で大人気の韓国ドラマ、梨泰院クラス。
先日、「梨泰院クラス」の動画配信サイトはどこなのか気になっていました。
今の時代、どの配信サービスも見たい動画が豊富にあり、見たい時に、見たいものを気楽に見ることができます。
僕は最近、この作品を見たのですが、この作品が日本で人気があるのもわかります。
その1つとして、序盤から泣けそうになります。
序盤からグッとくるので、これ誰もが見たい!ってなるはずですよね。
今回は、梨泰院クラスの動画配信サービスは、どこの配信サイトがあるのかということ。
それからもう1つ、この作品の感想を述べていきます。
梨泰院クラスの配信サイトはNetflixです。
Amazonプライムなど、それ以外の配信サービスは2020年6月現時点でありません。
Netflixでは独占配信を行っているので、今後も他の配信サービスでみることはできないかもしれません。
https://www.netflix.com/jp/title/81193309
Netflixの料金ベーシックとスタンダード、そしてプレミアムがあります。
・ベーシック月額800円(税抜)
・スタンダード月額1200円(税抜)
・プレミアム月額1800円(税抜)
もちろんどのプランでも全作品が見れます。
実はこの作品、Netflixでみる前までは、そんなにたいしたことない作品だと思っていました。
変ないがぐり頭した男が、変な髪型した女と一緒にNetflixの作品紹介に出ている変な作品だと。
しかしながら、見終えたあとは見てよかったと喜びたくなるような作品といえます。
だから今回は梨泰院クラスの感想を述べていきます。
原作:ウエブトゥーン(デジタルコミック)※韓国でダウンロード1000万を越える人気コミック、(チョ・グァンジン)のウェブ漫画
「ストーリー」
国内大手外食企業チャンガグループに務める父親の転勤で、とある田舎に引っ越した高校3年のパク・セロイは、転校先の学校でチャンガグループの御曹司、チャン・グンウォンと出会う。
セロイは、グンウォンの至らない行動と発言に我慢できず殴ってしまう。
そのせいで、父親は20年間務めていた会社をやめることになってしまう。
さらにグンウォンが起こした交通事故で父を亡くしたセロイは、グンウォンに暴力をふり少年院にいくことに。
チャンガグループを倒すと心に決めたセロイは、梨泰院でタンバムという小さな居酒屋を開く。
「登場人物」
パクセロイ(主人公):パク・ソジュン
チョ・イソ(セロイの店のマネージャー):キム・ダミ
チャン・テヒ(チャンガグループ会長):ユ・ジェミョン
オ・スア(セロイの初恋の相手):クォンナラ
チャン・グンス(テヒの息子、社員):キム・ドンヒ
チャン・グンウォン(テヒの息子、常務):アンボヒョン
カン・ミョンジョン(専務):キムウヘン
チェ・スングォン(セロイの店の店員):リュ・ギョンス
マ・ヒョ二(セロイの店の料理長):イ・ジュヨン
キム・トニー(セロイの店のバイト):クリス・ライアン
パク・ソンヨル(セロイの父):ソン・ヒョンジュ
イ・ホジン(セロイの高校の学生):イ・ダウィ
オ・ビョンホン(刑事):ユン・ギョンホ
・・・他
曲とのバランス
梨泰院クラスは辛い過去と犯罪歴を背負って生きる青年が、韓国ソウルの街「梨泰院」で飲食店を開店し、煮えたぎる復讐の思いを胸に仲間と共に成功を目指し歩き始めるストーリー。
事の発端は、セロイが退学になったこと、父親が車にひかれてしまったことにあります。
この深い悲しみは、人間なら誰でも感じ取ることができるのではないでしょうか。
そして、近年では映画やドラマに欠かすことはできない歌も良いです。
SweetNightや石ころ、始まり、僕たちの夜など、最高に良い曲も流れています。
主人公のパクセロイを演じているのは「パラサイト半地下の家族」でギウの友人で、元家庭教師を演じたパク・ソジュン。
半地下の家族では、特別出演として、家庭教師をギウに頼む役を演じていました。
オ・スア役を演じているのは、クォンナラ、ドラマドクタープリズナーでも演技が注目された女優です。
彼女は元々HELLOVENUのメンバーとしてデビューしましたが、歌手だけではなく美人だし演技も良いですね。
そしてメインヒロインであるチョ・イソ役のキム・ダミ。
「TheWitch/魔女」の主演でみせたその衝撃的な演技は、知らなかった新人韓国女優の登場でその演技力にくぎずけになりました。
今作では、セロイの店のマネージャー役を演じていますが、その時々の場面で表情を使い分けるその演技は、やはりインパクトがあります。
「この作品のどこが良いの?」
作品の良さを一言でいうなら、内容と演技力と俳優の良さ、
物語の良さを挙げるなら、このバランスが良いということが要だと感じています。
料理に例えるなら、どんな作品にもたいていの味付けがバランス良くしてあると感じていますが、バランスの良い味や素材が良いほど美味しいもの。
おもしろい作品というのは、原作がまず良いということ、そして、原作に味付けをする脚本、
物語を演じる役者、それを縁の下で支えるスタッフの情熱、仕上げの後押しとなる曲、すべてのものがバランス良くほどこされている作品だと感じずにはいられませんでした。
例えば、義理と人情という部分でいえば、セロイの店を支える元ヤクザのチェ・スングォンにしても、セロイを兄貴と呼び、慕っている理由みたいなものが自然にわかる演出の凄さが堪能できますし、
この作品をもっとみたくなる作品に仕上げている理由みたいなものは、情や愛、苦しみ、復讐などを簡単にわかりやすくしている部分です。
なにを考えることなく自然と溶け込んでいくようにマジックを見ているかのような、時にメルヘンの世界に訪れているかのような、気づかないうちに、そんな不思議な雰囲気に包まれてしまっているかのように楽しめます。
そして、誰もがセロイを好きになって、助けてしまいたくなるようなキャラクターが、今作で演じている役者にしても良いですし、なによりセロイの心の中にある、濁らない男らしい真っ直ぐさが挙げられます。
それがあまりに強く凄すぎてドを超えていく恐ろしさもありますが。
私達は、小学校から中学や高校をそして大学に行く人もいます。
学生時代を経て、社会人として働いています。
誰もが進んできた道、同じように、この作品の主人公も生きてきました。
セロイのような男に出会った人もいるでしょうし、セロイのような男に出会ったことがないという人もいるでしょう。
しかしながら、この、真っ直ぐさをもった人物は、私達の普段の生活の中でも普通にいれば男女関係なく惚れてしまうような人物で、そういったセロイの男らしさというものが1番に共感できるはずです。
情に熱いですし。
そう考えると、人間本来もっている心のあるべき姿や大切なものは国境を超えても同じだと気付かされます。
そして、よくある裏切りや悪者も、程よくスパイスをかけているかのように存在しています。
「セロイの店で働きたい。」
みんな心からそう感じて彼の店で働くんですね。
店で働く人物たちのそのやりとりにクスッと笑えてきますし、
チョ・イソ役のキム・ダミが今作のもうメインであり、演じている魅力がおもしろい理由の1つです。
イソは、店を大繁盛にするため、大学を辞めてまで自分の人生とみんなの人生に賭けます。
それも、心の軸にあるのは、セロイです。
笑いも豊富です。
物語では、笑いも忘れてはなりません!
豊富に笑いを取り入れているのも良いです。
笑いがあることで、あきがこないです。
悲しみもあります。
日々さまざまな問題を抱えている中で、どうにもならない問題や方針があります。
そんな時でも、悲しみを希望に変えている演出もおもしろいです。
その希望も、セロイの心にある信念であり、希望が夢になり、仲間との絆にもなっていきます。
「最後に」
韓国のドラマ「冬のソナタ」でみせた、恋愛を題材にした韓国ドラマの良さもいいですが、
この作品のように、恋愛だけではなく復讐や成功など、幅広く新しいおもしろさがある作品も良いですね。
恋愛にしても仕事に生きるにしても、心にグサッと伝わる作品はやはりおもしろいです。
主演だけではなく、個性あふれる出演者たちの演技力があってこの作品を楽しめました。
もちろん最後まで見る価値はあります。
韓国の料理や、梨泰院の生活環境の雰囲気も楽しめるので、
まだ見ていないならおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございまた。
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