ネットフリックスで「宇多田ヒカル」のライブが行われていたのでみました。(※2019年7月現時点では見れました)
デビュー20週年を記念して開催れされた「LAUGHTER IN THEDARK TOUR2018」。
12年ぶりとなる国内ツアーの最後を飾る幕張メッセでの最終公演を収録。
何気なく見てみたものの、僕にとってはすごく衝撃的なライブでした。
ライブの曲DVD/BD、2019年6月26日「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour2018」はすでに発売開始されています。
(宇多田ヒカル公式サイト)
僕は最近「宇多田ヒカル」の曲やDVDなどを見ることはありませんでした。
宇多田ヒカルがデビューした当時からよく聴いていたんですが、
12年くらい前にライブをしたあたりからあまり聴かなくなっていました。
なのでライブを本格的に聴いたのは今回が久しぶりです。
ネットフリックスを見ていくなかで、デビューしてから本日までヒカルが日本のトップ歌手である理由がとてもよくわかります。
僕はあまり歌をおすすめすることはないのですが、
このライブとてもおすすめです!(見てよかった!)
だから今回は、ネットフリックスで配信されている「宇多田ヒカルのライブ」をおすすめする理由をお伝えします。
「歌声」
彼女の良さは何といっても歌声にあります。
高音と低音をいくつも出せるその歌声には、聴いていてとても引き込まれます。
初めてデビューシングルAutomaticを聴いた当時はすごい歌手が出てきたなぁと感じていました。
デビュー20週年となる彼女の歌声は、デビュー当時きいていた歌声とはまた違う、大人になって生まれ変わってきた「深みとぬくもり」があるまさに今旬の歌声。
デビュー当時にはない歌声で、歳を重ねて歌声も色っぽくなっていました。
そして今回の幕張メッセの曲「ともだち」と「TooProud」では、Forevermoreのミュージックビデオの振り付けを担当したダンサーの高瀬譜希子が彼女の歌声と共に踊っています。
彼女の歌と高瀬のダンスがいい連帯感を生んでいました。
そんな歌声をネットフリックスで存分の聴いて楽しめるなんてラッキーとしかいえません!
通常コンサートへ行くとなると交通費もかかりますし、会場の料金もかかります。
もちろん本物を見て曲を聴くのが最高の贅沢なのですが、自宅の部屋で気軽にライブや映画をみることができるNetflixにありがとうと言いたいです。
ちなみにネットフリックスは月額料金で楽しめます。
ベーシックプラン800円、スタンダートプラン1200円、プレミアムプラン1800円と3種類あります。
「又吉直樹の登場」
前半の終わりから後半に入るつなぎ役としてピースの又吉直樹が登場しています。
(※この画像と今回の対談とは一切関係ありません!)
宇多田ヒカル✕又吉直樹 特別対談 ~絶望の中のユーモア~という対談が開始されるのですが、もうね、とっても笑えました。
彼女のお気に入りの作家の1人ナボコフの作品名にちなんでつけられたという「LaughterintheDark」の話からしていたのですが、
はじめは真面目に聞いていました。
この対談がコントだとは知らずに・・・。
このコント、以外ですごくおもしろい内容だったのですが、又吉脚本なだけあって何回見てもおもしろい。
笑いの破壊について又吉が語っているその途中で彼女がビンで又吉の頭を殴るというコント。
彼女がコントをするという場面ってなかなか見れるものじゃありません!
宇多田ヒカル&又吉直樹だからこそおもしろい内容でした。
このコントをみるだけでも価値があります。
コントが終わると後半の曲「誓い」に入っていきます。
後半は白と黒ツートンカラーの衣装。腕の素肌や、脚の素肌、背中の素肌が見える衣装は彼女のありのまま姿を披露している感じがしました。
「曲」
曲はこの20曲。
懐かしい曲、切ない曲、ワクワクする曲、頑張れる曲、愛する曲、
どの曲も良い曲です。
『セットリスト』
:あなた
:道
:traveling
:COLORS
:PrisonerOfLove
:Kiss&Cry
:SAKURAドロップス
:光
:ともだち
:TooProud
:誓い
:真夏の通り雨
:花束を君に
:Forevermore
:FirstLove
:初恋
:PlayALoveSong
(アンコール)
:俺の彼女
:Automatic
:GoodbyeHappiness
「トーク」
トークも彼女らしいトークというか、ありのままの今の本当の思いを語りかけていました。
なかでも20週年という時間について「すごいと思っていいよね」彼女がいった言葉は奥が深く、
このまでこれてありがとうとみんなに感謝の言葉をいう気持ちとか聞くと、
20年という時間の中で彼女もいろいろあっただろうし、それを乗り越え、今その場でライブをしていることの凄さを感じていました。
「最後に」
僕はライブを観ながら聞きながら、彼女がデビューして20年ということに正直驚きました。
もう20年なのかと。
一時活動休止していた時期もありました。
今回の何年ぶりという期間でのライブ。
正直僕は、いまの彼女の歌は大丈夫なのだろうかという不安もありました。
歌うというブランクなどあるのではないのか、そして歌うことがかなり難しそうなこの曲をどう歌うのかということ。
そして曲を聞いて感じたことは、覚醒されているということ。
昔歌っていた時代から今歌っている時代に以降された今この瞬間での歌は、昔なつかしい歌でもあると同時に覚醒された歌声に変わっている
ことに実感していました。
「俺の彼女」を歌いだした瞬間、男と女の気持ちを声という武器で歌い出す彼女は、進化そのもの、高音と低音を使い分けられる歌手はそういません。
さらにステージ上で楽器を奏でるアール・ハーヴィン(Dr)ベン・パーカー(G)、ヴィンセント・タウレル(piano/key)
ヘンリー・バウアーズ=ブロードベント(key/G/percussion)ジョディ・ミリナー(B)四家卯大ストリングスたちの音楽も心にしみました。
今後の彼女の活躍を期待すると同時に、次の彼女の進化した歌声を楽しみにしています。
ありがとう宇多田ヒカル。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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