映画『カイジファイナルゲーム』を観た感想!

カイジ実写版シリーズの3作目となる「カイジファイナルゲーム」を早速観てきました。

僕はカイジシリーズの映画版も結構好きなんですよね。

今回がファイナル、(最終章)ということで少しさみしい気がしていましたが、
今作は原作者の福本伸行が脚本に携わる完全オリジナルストーリーとのこと。


藤原竜也さんの演技が光るカイジの実写版が今回も健在なのか。

そこが僕にとってとても重要で気になっていて、そんな彼の演技が楽しみで今作まで観てきたようなものです。

そこで今回は、カイジファイナルゲームを観た感想を述べたいと思います。

 

 

「ストーリー」


2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。
公式サイトより

ストーリーの詳細については、公式サイトでご確認ください。

ストーリーとしては現代と同時進行的な内容になっています。

東京オリンピックのその後、正直そうくるとは思っていなかったですが。

現実に近くなった感じがして、一瞬だけ現実の世界と物語の世界が近くなった気がしました。

ふと我に返るといいますか、映画館で食べていたポップコーンを1分だけ噛むのをやめました。


それからまたスクリーンを再確認し、その後の続きを観ていきました。

「スタッフ&キャスト」

今作のキャストも豪華俳優陣がそろっています。


監督:佐藤東弥
ドラマ「ごくせん」などの演出をしてきた監督。
近年では高視聴率で話題になった「家政婦のミタ」も担当していた。

原作:福本伸行

脚本:福本伸行 徳永友一

音楽:菅野祐悟


カイジ:藤原竜也
高倉浩介:福士蒼汰
桐野加奈子:関水渚
廣瀬湊:新田真剣佑
遠藤凛子:天海祐希
坂崎考太郎:生瀬勝久
黒崎義祐:吉田鋼太郎
大槻太郎:松尾スズキ
西野圭史:山崎育三郎
菅原太一:瀬戸利樹
東郷滋:伊武雅刀

藤原竜也さんはもちろん主演なので重要な俳優なのですが、ベテラン俳優の吉田鋼太郎さんや伊武雅刀さんが加わるとなると、どう物語が進行していくのかとても興味がありました、特に伊武雅刀さんは映画に限らずドラマなどでも活躍してきた日本を代表する名俳優ですからね、そして今回特に僕が気になったのは桐野加奈子役の関水渚(せきみずなぎさ)さん。彼女の登場に正直驚きました。


なぜかというと、彼女の映画を今までみたことがなかったような気がしていたからです。

スクリーンに出てきた彼女の演技を最初に観たとき、ん・・・誰だ?
正直わかりませんでした。だけどどこかで見たことがあるような。

思い出せなくて映画に集中できなかったのですが、やっと思い出しました「町田くんの世界」です。

町田くんの世界は安藤ゆきの漫画をもとにした映画、石井裕也監督作品。

そのあと、忘れかけていた記憶をたどると、アクエリアスのCMでみた女性だったことに気づきます。

今回、そんな悩みを抱えながら作品を見ていたのですが、彼女の演技がどうなっていくのでしょうか。
これからが楽しみな女優ですね。


そして高倉浩介役の福士蒼汰さん。


イケメン俳優として有名ですが、最近僕が観た作品ではBLEACHやザ・ファブルといった作品でその演技力をみせつけています。


たしかに格好いいし、人気もある俳優なのですが、この作品ではどうか。
そんなことを考えながらこの作品を観ていたように思います。

そして廣瀬湊(ひろせみなと)役の新田真剣佑(あらたまっけんゆう)。

新田真剣佑は福士蒼汰と共に今注目されている若手俳優。


最近でいえば映画、「十二人の死にたい子どもたち」です。

 

もちろん僕は「十二人の死にたい子どもたち」も観ていますが、新田真剣佑の演技を観たとき、悪くないと感じました。
今まで出てこなかった顔だちと雰囲気がとても興味深く、不思議な感じがなぜか映画に溶け込み演技に幅が出ている感じがしました。


あらたに強烈なインパクトがある俳優が出てきたなと感じていましたが、この作品ではどうかというと、やはり特徴的。
笑わない役柄が彼にとても合っていてとてもミステリアスに感じていました。

そしてご存知、遠藤凛子役の天海祐希さん。

「カイジ人生逆転ゲーム」でも楽しませてくれている彼女の演技。
この作品でもやはり彼女が登場しなければはじまりませんし、それだけ彼女の存在は大切です。

やはり彼女の演技を観ると落ち着きますね。
違和感がないし、どの役でもこなしてしまうその実力は絶対的です。

坂崎考太郎役の生瀬勝久さん。

彼の演技はもうおもしろいとしか言いようがありません!

「カイジ2/人世奪還ゲーム」でも登場しています。

なぜか笑ってしまうその演技は、このシリーズには欠かせません。

 

 

 

 

「おもしろかったところ」

おもしろいところはもちろん、藤原竜也さんの演技。

僕は彼の演技がおもしろいというか好きなんですよね。

デスノートでもそうですが、彼の演技の要は「強調して大声を出す」セリフ。

言葉をしっかりと強い口調で表現する演技力がなぜか好きなんです。


それを逆に嫌いに思う映画ファンの友人もいますが、僕は好きですし、彼の新作は必ず観ます。

彼がブレイクしたのはこの作品が大きいと思いますし、この作品を彼も大切にしていることだと思います。

そんな彼のファイナルでの今作では、1作目のような若々しさからベテラン俳優への階段を少しずつ踏み続けているような演技に感じました。

セリフでは、20代かのような滑舌と声のトーンなのですが、もうあれから9年もたっているということもあり、今作ではもう37歳なんですね。

若手俳優を卒業した、もうしっかりとしたベテラン俳優なんですね。

おもしろさを感じた部分は「彼がビールを飲んでセリフを言う部分」。

「うっめーぇ」「キンキンに冷えてやがる」この1言。


そんなおもしろくないよ、何がおもしろいの?・・・って思う人もいると思うのですが、

僕はこの「ビールを飲んだあとのカイジのセリフが」どう考えてもこの映画の観るべきポイントだと感じています。

うまそうにビールを飲む姿はこの作品の醍醐味であり、もはやシンボルです。このセリフで彼の今作での演技力が問われますし、観るべき部分に違いありません!

僕はその演技にこだわっていたのですが、実際に映画版カイジのビールを飲む演技力は今作でも衰えていませんでした。

そして今回のギャンブルでは、「バベルの塔」「最後の審判~人間秤~」や「ドリームジャンプ」、「ゴールドジャンケン」、などのゲームがあります。


今回のファイナルゲームを観た人の評価もさまざまですが、正直ゲーム内容は今までカイジを観てきたのなら驚くほどのゲームではないのですが、
これがカイジらしいゲームではないでしょうか?

僕はカイジらしいと感じましたし、カイジらしくないゲームだというなら、作品をわざわざ見に行く必要もないのです。

というのも、カイジと並ぶギャンブル映画といえば最近では「賭ケグルイ」でしょうか。

「賭ケグルイ」とは、河本ほむら原作、尚村透作画の漫画なのですが、映画版では浜辺美波さん、高杉真宙さん他が実写版のキャストとして登場している映画です。


賭ケグルイなら全く違うギャンブルになりますし、ゲーム性が違うんですよ。

もちろん登場人物の年齢も違いますし、ストーリーも違います。


つまり、賭ケグルイなら賭ケグルイらしい楽しさがあるし、カイジならカイジらしい楽しさがあると僕は思います。


今作を観てつまらなかったという声もチラホラありますが、僕はつまらなかったというよりファイナルゲームから先にまだあるのではないかと少し期待していますが。


あっけなかったといいますか、カイジこれでホントに終わるのっていう疑問のほうが大きいです。


もしかして次もある?ってこともありそうです。

確かにおもしろさで言えば、1作目と2作目が最強でしょう。


だけどこの作品をみるならカイジが好きな人は見ておいて損はないと思いますし、見たことがない人なら、この作品を見て前作を観るってのもぜんぜんアリだと思います。

 

 

もちろん1作目から見てほしいですが。

 

「つまらなかったところ」


利根川幸雄:(香川照之)が出ていなかったところです。


これってショックでしたよ正直。

利根川出てほしかった。

この作品に利根川がいないことで、今作のせっかくのファイナルがだいなしになっている感じがしました。

今作には確実に利根川役の香川照之さんが必要だったはずなのです。

僕はそれがすごく残念で、映画版カイジといえば利根川(香川照之)に決まっているでしょ!

っていう部分がものすごくあったのです。


実際にカイジは今まで評価の高い作品であったし、面白いと言われてきた作品です。


それがですよ、この作品の要である「利根川」が出てこなかったのですから。


これには非常にショックでしたよ。


なんとかして利根川を今作につなげてほしかったところが残念でしかたありませんでした。


そしてもう1つは「恐怖感」がまったく伝わってこなかったことです。

実写版カイジといえば恐怖感がリアルすぎるほどに伝わること。

前作では、その恐怖をリアルに感じ、恐ろしくなるほどの衝撃的な部分や悲しい部分がリアルにうまく表現できていた感じがします。

だからおもしろかったし、怖くてドキドキしたし、もっともっと観たくなった。

でしたが、今作は藤原竜也さんの演技で持ちこたえている感じがしてたまらなくなりました。


今まで観て感じた「ざわざわ」。なぜかガツンと感じなかったのです。


そういった部分は少し物足りなさを感じていました。


「最後に」


今回の「カイジファイナルゲーム」。
僕はカイジファンなら当然観てほしいと思っています。
だって普通観るでしょ。


カイジが好きな人、嫌いな人当然いると思っています。

この物語はギャンブルを柱にしている物語なので、ギャンブルが嫌いでトラウマがあるなら嫌いになることもあるかと思います。


それだけ、ギャンブル性を問う物語なので、おもしろいのかおもしろくないのかは、当然個人的見解があると感じていますが、

このシリーズの良さは、ギャンブルでなんとかして貧富の差から抜け出そうとする人たちの生活を描いています。

人生を変えるために。


作品で僕が常に感じているのは、カイジの知識と勝負を諦めない心。


カイジは、人に騙されても尚そこから抜け出そうとする諦めない心があります。

クズといわれる世界で、クズから抜け出そうとする地獄の底で諦めない気持ちと正統派の意地。


何度も言いますが、キンキンに冷えたビールを飲むことがカイジにとって幸せの瞬間です。

好きなものをたくさん食べて好きな飲物をたくさん飲みたいというのが人間にある欲望です。

その気持とはうらはらに、人の上をいく賢さとすべてをプラスにできる才能がありながら、人を信用し結局マイナスになってしまう愚かさがある。

 

オチとしてそれって普通に面白いと思いますし、


その人間味あふれる姿が、僕がこの作品を観てきた理由なのかもしれません。


何度も言いますが、シリーズでいうなら、僕は全作の「人生逆転ゲーム」と「人世奪回ゲーム」のほうがやっぱりおもしろかったです。

人のやさしさや絆や勝ちにこだわる思いを表現できている面白さは正直前作に勝る作品はもうないのかもしれません。

ですが今作を観ておもしろいと感じる部分は人それぞれあるように思います。
むしろカイジを観てきたからこそこの作品を観ないと終わりを感じることができないと僕は思います。


カイジの巧みな作戦と勝ちにこだわる執念、そして「オチ」の部分は、派手さはありませんでしたが前作に劣らないストーリーだったのではないかと感じています。

映画を観た後、僕は「ざわざわ」しました。前作を観たいと。「人生逆転ゲーム」と「人世奪回ゲーム」が観たくなったのです。


だからすぐに前作を見直してみました。


カイジ「人生逆転ゲーム」と「人世奪回ゲーム」は動画配信サービスで見ることができます。

どの動画配信サービスで見たら良いのかというと、僕は「hulu」をおすすめします。
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それでは最後までお読み頂きありがとうございました。